洗濯洗剤の選び方


布団カバー、シーツ類の洗濯に特別な洗剤はいりません。ドラックストアやスーパーで販売させているものであればほとんどがご利用いただけます。

 

ただし、洗剤には種類があります。液体、粉末、ジェルボール、どれも洗浄力には差がないような気がしますが、実は汚れ落としの実力にちょっとした違いがあります。

 

その特徴を知っておくと汚れに合わせて対応することができ、洗いあがりがよりすっきり、快適にご使用いただけます。ちょっとしたコツで、布団カバーを長く大切にご使用いただくことができますので、是非ご参考ください。


洗剤の何を見れば種類がわかる?


洗剤の成分表には、さまざまな成分が記入されていますが、専門性の高い難しい用語が並んでいます。ですが、まずは「蛍光増白剤の有無」と「液性」の2つをチェックするだけで、簡単に洗剤の洗浄力を知ることが出来ます。

 

 

 

■蛍光増白剤が入っていない洗剤を選ぶ

 

蛍光剤は、簡単に言うと「白いものをより白く」洗い上げるための成分です。真っ白いワイシャツや靴下、タオルなど市販の白物衣料には製造段階でこの蛍光剤が使用されている場合が多いのです。

 

目に見えない紫外線を吸収し、目に見える青白い光(蛍光)に変えることで、見た目の白さを増すのが蛍光剤の効果です。そのため、白さを保ちたいものには蛍光剤が入った洗剤をお勧めしますが、生成りや淡い色合い(パステルカラー)等の布製品に使用し続けると変色の原因となります。

 

濃い色目には影響がないとされていますが、一箇所に濃い洗剤液が付着したりすると変色の可能性が出てきたり、長時間使い続けると、白茶けたりムラになったりする可能性があります。そのため濃色の布製品のお洗濯には蛍光剤が入っていないものを使用するのが良いと思います。

 

また、スリープテイラーで取扱いの商品のホワイトカラーは蛍光剤を使用しておりませんので、蛍光剤の入っていない洗剤でのお洗濯を推奨いたします。

 

■液性の確認

 

洗濯洗剤の成分表には「液性」という項目があります。ここに注目してみましょう。

 

ほとんどの洗剤が、「中性」または「弱アルカリ性」と表記されていると思います。「中性」より「弱アルカリ性」の方が洗浄力は強いですが、「中性」の方が「弱アルカリ性」よりも、衣類にかかる負担が少ないと考えるとわかりやすいかと思います。

 

生活している中で、一般的に布製品についてしまう汚れは、「酸性」のものが多いので、簡単に言うと、反対側に存在する「アルカリ性」の洗剤を使うことで汚れを取ることが出来るのです。

 

但し、アルカリ性が強くなると、今度は、生地を傷めてしまうだけでなく、使う方が肌荒れを起こしたり、水質汚染の問題など環境にもよくありません。なので、ご家庭の洗濯用の洗剤には「中性」と「弱アルカリ性」が広く使用されているのです。

 

 

 

 

■界面活性剤とは?

 

こうして成分表をみていくと、「界面活性剤」という表記がかかれているものがあることにも気が付くと思います。水と油は混ざりにくいことは、サラダに使うドレッシングなどでもご存じかと思いますが、洗濯の場合も水と油が混ざり合わず、そのために洗剤液が繊維に浸透せず汚れが落ちにくい場合があるため配合されている場合が多いです。

 

成分について詳しく説明するのは専門性が高すぎるので簡単に言うと、界面活性剤は水と油をうまくなじませることで汚れ落ちを促す成分と考えると良いと思います。

 

「界面活性剤」が多く配合されている洗剤は、繊維の奥まで浸透するため洗浄力が高く、また水にもよくなじむため泡切れが良くすすぎが1回で済むなどの効果があります。

 

但し、合成界面活性剤は水質汚染など環境に影響を与えたり、肌荒れを起こす場合もあるようです。また、やはり洗浄力が強いものは生地が痛む原因になりますので注意が必要です。


洗剤を選んでみましょう


■洗浄力優先なら弱アルカリ性の粉末洗剤

 

粉末洗剤はほとんどが「弱アルカリ性」です。汗や皮脂などの汚れをしっかり落としたいなら粉末洗剤の使用をお勧めします。

 

お子さんなどは汗を良くかきますし、加齢臭などのニオイが気になる等の場合、粉末洗剤を使用されると効果的だと思います。

 

また、衣服の洗濯にも使用する場合、泥汚れが多い、外仕事の作業着等がある等、洗濯の回数が多い場合は比較的コストが安いので粉末洗剤がおススメです。

 

但し、寒い季節は水に溶けにくく、残ってしまう場合があるのでお風呂の残り湯などを利用するか、先にぬるま湯に溶かして投入するなど、ひと手間で溶け残りを防ぐことができます。

 

 

 

 

■普段使いなら液体洗剤

 

普段使いなら液体洗剤が便利です。中性洗剤は弱アルカリ性にくらべると洗浄力は落ちますが冷たい水にも溶けやすく日常生活での汚れであれば十分に落とすことができます。

 

また、色落ちさせたくない、生地を傷めたくない、という製品には生地を傷めにくい中性洗剤がおススメです。濃色の布団カバーには中性洗剤の使用をお勧めします。

 

また、目立つ汚れはないけれど、ニオイなどが気になる場合には除菌効果や消臭成分がふくまれた中性洗剤の使用が効果的です。

 

当店の商品のお洗濯に関しては、粉末洗剤・液体洗剤、どちらの洗剤を使用されても問題ありませんが、蛍光増白剤が入っていないものを必ずご選択ください

 

前述しましたが、蛍光増白剤は、「白いものをより白くみせる」ための成分ですので、真っ白いワイシャツや靴下、体操着等には最適ですが、当店のカバーのお洗濯にはお勧めできませんのでご注意ください。

 

ホワイトカラーのものも当店のカバーは蛍光剤を使用しておりませんので、蛍光増白剤の入った洗剤でのお洗濯の場合、変色の可能性があります。

 

また、中性洗剤での汚れ落ちがいまいちと感じたら、酸素系漂白剤をお洗濯の際にプラスしてみましょう。色柄ものにも使用できる漂白剤です。

 

酸素系漂白剤は【過炭酸ナトリウム】が主成分。塩素系に比べると漂白の威力は弱いのですが、色柄物の汚れをすっきりと洗い上げるには最適です。また、最終的には自然界に存在する成分に分解されるので安心です

 

 

 

 

■粉末でも液体でもないジェルボールは?

 

ジェルボールは計量の必要がなく、ポンと放り込むだけでいいので便利でご利用になられている方も増えてきたようです。

 

調べてみると、洗剤の液性としては中性洗剤ですが洗浄力を高めるために界面活性剤が配合され、粉末洗剤に劣らない洗浄力があるということです。

 

ただし、ジェルボールは香りが強く残ったり、「蛍光増白剤」が入っているものが多いようですので、それらは「スリープテイラーの布団カバー」のお洗濯にはあまりお勧めができません


さらに気を付けたいのは”使用量”


洗剤は量をたくさんいれれば汚れが落ちやすくなる?答えはノーです。

 

メーカーが定めている使用量は、水に溶け、なおかつ洗浄力が一番高くなる量を計算して定めてあります。そのため、規定の使用量よりも多くいれると、水に溶けきらず洗剤の成分が洗濯物に残ってしまいます。

 

繊維に残った洗剤成分は、かゆみやアレルギーの原因になることも。洗剤に定められた使用量は守って使うのが基本です。


柔軟剤は使った方がいい?


柔軟剤の主な成分は実は界面活性剤、洗剤と同じなのですが、ごく簡単に説明すると、洗剤がマイナスの静電気を与える「陰イオン界面活性剤」で、柔軟剤はプラスの静電気を与える「陽イオン界面活性剤」となります。陰イオン界面活性剤で洗濯した衣類は、マイナスの静電気のためごわごわの仕上がりになります。

 

そこでプラスの静電気をもつ、「陽イオン界面活性剤」の柔軟剤を使い中和することで、ふんわり質感に変えているのです。柔軟剤を使うメリットは、洗濯ものを肌触り良く柔らかくするだけではなく繊維同士のこすれによる静電気を防ぎ、冬場のパチパチと痛い静電気の発生や、花粉やほこりなどの付着を抑えることができます。柔軟剤を使用する場合にも、必ず決められた量を守って使用しましょう。

 

近年は、「香り付け」の効果の高いものを数多く出回っていますが、布団カバーなど寝具には「残り香の強い柔軟剤」の使用はあまりお勧めできません。

 

好きな香りであっても、やはり合成された香料の匂いとなりますので、強すぎると体調によって化学物質によるアレルギーを誘発してしまう可能性があるからです。

 

長い時間肌に触れる寝具には、香りがあまり残らない柔軟剤を使いましょう。香りには、副交感神経を優位にし、リラックス効果を高め質の高い睡眠へと誘導してくれる良い効果もありますが、その場合はアロマオイルやアロマスプレーなど材料が天然素材のものを、体調に合わせて使用するのが良いでしょう


まとめ


蛍光増白剤が入っていない洗剤を選ぶ。

使い続けることで発生する、色落ち、変色を防ぐことができます。

 

②汗や皮脂汚れが気になる場合は粉末洗剤を選ぶ。

お子様の汗や加齢臭などが気になる方は、汗・皮脂汚れに強い粉末洗剤を。但し、洗浄力が強い分生地の傷みが早くなる可能性も。

 

③一般的な洗濯であれば液体洗剤を選ぶ。

濃い色の布団カバーを使用される場合にはこちらがおすすめ。匂いが気になる場合は、除菌・消臭効果のあるものを選択。

 

④もう少しすっきり洗い上げたい場合には酸素系漂白剤をプラス。

色柄物に使用できるので、濃色のカバーリングにも使用できます。

 

柔軟剤を使って、花粉やほこりを予防。

柔軟剤は適量使うことで、花粉やほこりの付着軽減になります。使用量を守り、香りが残りすぎない物を使用しましょう。

 

洗剤の使用量を守って正しく使う。

多く使用しても効果に違いは出ず、洗濯物への洗剤残りが発生します。肌荒れ、かゆみなどの原因になる場合がありますので、使用量は必ず守りましょう。

 

 

なにげなく手に取っていた洗剤も特徴を少しだけ理解することで、より効果的に使うことができます。いつも同じものを使っているという方も、一度売り場で足を止めていろいろと比較してみるのも楽しいと思います。

 

現在では、重曹やセスキソーダなどを使用したナチュラルクリーニングも推奨されていますが、今回は、日常生活の中、ドラッグストアやコンビニなどでもすぐに買える、ごく一般的な洗濯洗剤の中から、スリープテイラーの布団カバーに使用するならという視点で、ご案内をさせていただきました。そのため、通常の衣類のお洗濯にはあてはまらない場合がございます。また、各洗剤の使用方法や注意書きを守って正しくお使いください



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